猫にも飼い主さんにも優しい猫座布団が作りたくて

ペットの猫に羽毛の座布団?

そう思われる方もいるかもしれません。

羽毛の匂いに反応して羽毛ふとんに猫が粗相をする。

爪で引っかいたり、噛んだりで羽毛が出てきたら大変。

そんな飼い主さんの悩みを考えて作ったのが「猫のしあわせ座布団」です。

猫グッズには撥水性が大切!

猫は一度トイレを教えてあげれば、ちゃんと決まった場所でしてくれます。

犬にくらべて猫の悩みで多いのが、吐き戻しです。

気持ちを落ち着かせたり、ストレス解消にもなっている毛づくろい。

ちなみに、猫は一日の2/3の時間を睡眠に使い、残りの起きている時間の半分が毛づくろいをしています。

この猫の吐き戻しの原因の多くが、毛づくろいでお腹に溜まった毛玉(ヘアボール)にあります。

もちろん異物を飲み込んだり、体調が悪いこともあるので注意は必要です。

毛玉ケアのキャットフードや猫草をあげても、吐き戻しはどうしてもあります。

吐きやすい猫、毛の長い猫種などで、吐き戻しの頻度も異なります。

私の経験上、なぜか猫は、なにもない床ではなく、布団やクッションにすることが多いです。

まあ、それが猫のかわいさだと納得して掃除はしていますが。

なので、撥水性のある生地で「猫のしあわせ座布団」をつくりました。

玉の様に水を弾く、HAGIC(ハジック)という生地を使っています。

吐き戻しで汚れてもサッと拭き取れ、時間が経過して乾燥した状態でも、水で簡単に洗い流せます。

撥水性能は、繰り返し洗っても効果が持続します。

洗濯機に放り込んでも洗えますが、手洗いをオススメしています。

もし、洗濯機で洗う際は、乾燥機能は使わずに、半乾きの状態で軽く叩いて羽毛をほぐす様に干してください。

一度、羽毛が固まってしまうと、プロにお願いしても直すのは難しくなります。

せっかくの、お猫様のための羽毛の座布団です。

長く使い続けられる様に、少しの手間ですがお願いします。

猫の爪はとっても鋭いです!

羽毛が入っている座布団に、猫を乗せても大丈夫なの?

そんな風に思われる方もいるかと思います。

カーペットや壁紙などに、爪とぎをしている姿を見れば不安になるでしょう。

猫のしあわせ座布団」は、そのことも考えて作っています。


撥水効果のあるこの表生地は、厚手で猫の爪にも負けません。
座布団の構造も羽毛が出にくい、二重構造になっています。

実際に、ニャンコ爪ピックでガリガリと引っ掻いて生地の強さを試しています。

このニャンコ爪ピックは、猫の爪を再現したJumou猫部特製機材です。

かぎ爪になっていて、とても鋭く、返しもついています。

でも、本当に猫が引っかいたら、小柄な猫でも力は強いし、こんな爪ピックとは比べ物にならない。だから、猫の爪を切っていない状態よりも鋭く、引っかかるとほつれそうな返し付きにしています。

私も、猫がジャレてきた時の、力の強さと爪の痛さを知っています。
だからこそ、この猫座布団なら猫のヤンチャさに耐えて使い続けてもらえると信じています。

猫のしあわせ座布団

猫にも人にも優しい羽毛素材!

Jumou製品に共通してのことですが、中に入っている羽毛にリサイクルダウンを使っています。

もちろん「猫のしあわせ座布団」も、このリサイクル羽毛を入れて作っています。

このリサイクル羽毛(Jumouエシカルダウン)は、使わなくなった羽毛布団などを解体して、中の羽毛を取り出して回収しています。

それを国内の専用工場で丁寧に洗浄したものになります。

リサイクルされた羽毛なので、環境にもやさしい素材です。

とは言っても、猫にはそんなこと関係ない。そう思われるでしょう。

ですが、新しい羽毛(新毛)よりも、羽毛の匂いが少ないのが特徴です。

実際に嗅いでみるとわかりますが、ほとんど匂いがありません。

これは、匂いに敏感な猫には大切なことです。

ダウンジャケットから出てきた羽毛に、猫が過剰に反応する姿を見たことがあるでしょうか。

羽毛の匂いで、野生を取り戻した様な雰囲気です。

猫座布団の商品撮影に協力してくれた、うちの子(猫)も羽毛にはまったく反応しませんでした。
きっと羽毛が入っていることにも気がついていないかもしれません。

程よい厚みと弾力の、寝心地のいい場所。

5月半ばでも、フローリングに置いてある猫座布団がうちの子の定位置になっています。

購入された方の使用感など、Jumouサイトのフォトギャラリーでご覧になれます。

jumou製品のご使用フォトギャラリーはこちら

リサイクル羽毛は、猫などのペットにとても向いている素材だと実感しています

●やさしさから生まれた商品名

猫のしあわせ座布団。なんでこの様な商品名になったのか。

ふかふかの羽毛で、猫がしあわせそうに眠ってしまうから。

それはそれで素敵なのですが、実際は別の想いを込めてつくっています。

うちの猫もそうですが、元野良猫であったり、保護された猫を飼われている方はけっこういます。

動物病院や譲渡会などでの里親募集、飼えなくなった猫を引き取られた方もいるでしょう。

この様に、お家があってちゃんとご飯が食べられる猫ちゃんばかりではありません。

未だに、人間の身勝手な理由で捨てたり、殺処分される猫は非常に多いです。

これは猫にかぎったことではなく、犬やそのほかの動物でも同様です。

環境省の統計では、保健所への引き取りは年々減少しています。

それでも犬・猫合わせて、2019年には全国で約32000匹が殺処分されています。

そんな猫や犬などを保護している団体。

地域猫として見守るため、増えすぎない様に不妊手術をする活動などもあります。

Jumouも、羽毛で動物に関わっている会社です。
せっかく、猫向けの商品をつくり始めたのだから、なにかできないか。

自分たちでなにか行動を起こすのは難しいけど、保護猫活動などを応援はできるかも。

売上の一部を保護猫活動等につかってもらえる様にしよう。

オプションで、リボンをつけて、その差額を使ってもらおう。

そこから「すべての猫がしあわせに暮らせるためには」をコンセプトに、「猫のしあわせ座布団」ができました。

オプションにしたのも、我々の想いを押し付ける感じにはしたくなかったからです。

ちなみに、オプションの猫リボン。

製品をつくる際に出る、端切れ(切れ端)を使ってつくっています。

なので、その時々でリボンの柄や色が異なります。

どんなリボンが届くかはお楽しみです。

商品ページにも書いてありますが「家の猫はメスなのでピンク系がいい」などの要望にはお答えします。

ちゃんと、保護団体につかってもらっているの?

と思われるかたもいるでしょう。

Jumouサイトで、どの様な保護猫団体につかってもらっているかを紹介しています。

Jumouサイト:いるまねこの会に寄付をいたしました




●Jumou「もったいなシリーズ」とは

猫リボンもそうですが、以前からJumouでは「もったいなシリーズ」というものがあります。

端切れ(切れ端)をつかって、なにか製品が作れないかという企画です。

端切れといっても、まだ使える生地です。

ごみ問題を企業としてなんとかしたい。環境にもやさしい製品づくりから始まっています。

ちなみに「にゃんこキック けりぐるみ」も、このもったいないシリーズで作られています。

ピックアップ商品